試合前の不安は誰にでもあるもの
お子さんが試合の前夜に眠れなくなったり、朝食が進まなくなったり、試合開始前にお手洗いが近くなったりすることはありませんか。こうした様子は、多くのジュニアサッカー選手が経験する一般的な反応です。
不安そうな姿を見ると、親としては心配になり、つい励ましたり安心させたりしたくなります。しかし、その接し方が実は本人の緊張をさらに高めてしまうこともあります。
「大丈夫」という言葉より大切なこと
「心配しなくて大丈夫」「とてもうまくいくよ」といった声かけは、子どもが不安を感じていることへの否定に聞こえる場合があります。すると子どもは、親に心配をかけてはいけないと、本当の気持ちを隠してしまいます。
試合前のサポートで心がけたいポイントは以下の通りです。
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不安な気持ちを認める 「緊張してるんだね」と、子どもの今の状態をそのまま受け止めます。
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過去の経験を思い出させる 「前も緊張してたけど、試合が始まったら集中できたよね」など、本人が乗り越えた経験を一緒に振り返ります。
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試合当日のルーティンを作る 毎回同じ朝食を摂る、同じ時間に家を出るなど、予測可能な環境が安心につながります。
親自身のメンタルも大切
親が試合結果を気にしすぎたり、子どもの失敗を恐れる態度を見せたりすると、その緊張感は子どもに伝わってしまいます。
試合を見に行く際は、以下を意識してみてください。
- 試合の結果よりも、本人がどのプレーを楽しんでいるかに注目する
- 終わった後、すぐに失敗した場面について言及しない
- 子ども自身の振り返りを聞く時間を大切にする
不安が強すぎる場合は専門家に相談を
試合前の不安で睡眠障害や食欲不振が続く場合は、学校のスクールカウンセラーや医師に相談することをお勧めします。心理的なサポートが必要な場合もあります。
親のサポートは長期戦
試合で緊張するのは、その子どもがサッカーを大切に思っているからこそです。親としては、短期的な結果よりも、試合を通じてお子さんがどのように成長していくかを見守る視点を持つことが大切です。
不安と付き合いながらプレーする経験は、サッカーの技術と同じくらい、人生において重要なスキルになるのです。
