リフティングが上達するための考え方
リフティングはサッカー初心者から上級者まで、多くの選手が取り組む基礎練習です。ボールタッチの感覚を磨き、足の細かいコントロール能力を高められるため、試合での正確なパスやドリブルにもつながります。ただし、ただ繰り返すだけでは上達が停滞することもあります。ここでは、リフティング練習を効果的に進めるための考え方をお伝えします。
「回数」より「質」を重視する
リフティングの目標といえば「100回連続」「1000回達成」など、回数を追求するお子さんも多いでしょう。しかし上達を考えるなら、無理な姿勢や雑なタッチで延々と続けるより、正確なタッチで丁寧に蹴ることが大切です。
- 足の同じ部分(インステップの同じ位置)に当てる
- ボールが体の正面に上がる
- リズムを一定に保つ
このような点に意識を向けながら、たとえ20~30回でも質の高い練習を心がけましょう。回数が伸びるのは、その先についてくるものです。
両足をバランスよく使う
利き足ばかりで練習していると、利き足は上達しても非利き足が弱いままになります。試合では両足を使わねばならず、バランスの取れたプレーが求められます。
- 利き足と非利き足を交互に蹴る基本練習を毎日取り入れる
- 非利き足だけで挑戦する時間を作る
- 得意な足と同じ感覚で、非利き足も丁寧に蹴ることを心がける
初めは非利き足でのリフティングが難しく感じるかもしれませんが、継続することで確実に改善します。
練習環境と継続性
リフティングは自宅の庭やグラウンドの片隅など、限られたスペースでも取り組めます。保護者の皆さんにとっても、お子さんの練習を見守りやすい種目です。
毎日5~10分程度の短時間でも、継続することが何より重要です。週末だけまとめて練習するより、平日の限られた時間でコツコツ続ける方が、技術の定着につながります。また、練習後に「今日はここが上手くいった」といった小さな気づきを大切にすることで、モチベーションも保ちやすくなります。
目標設定のコツ
「1000回を目指す」という遠い目標も良いですが、短期的な目標も設定しましょう。例えば「今週中に30回を3回成功させる」「非利き足で15回続ける」といった、達成しやすい目標を立てることで、練習への取り組み方も変わります。
上達の実感が持てると、お子さん自身の練習意欲も高まり、より主体的に取り組むようになります。
まとめ
リフティング上達のカギは、完璧な回数ではなく、丁寧で継続的な練習にあります。お子さんが質の高いタッチを心がけ、両足をバランスよく鍛え、毎日コツコツ続けることで、自然と技術は磨かれていきます。保護者の皆さんも、短期的な成果だけでなく、長い目でお子さんの成長を応援していただきたいと思います。
